【オススメ紹介】自粛期間中に読んだ本
緊急事態宣言が発令され、
3ヶ月あまり自粛生活をしておりましたが、
「時間があったらやろうと思っていたこと」をこの機会にやってしまおう。
と思って、ざっくりいって本の虫になっていたわけですが。
読んだ本の中で面白かったものを紹介したいと思いますッ
①サピエンス全史(上下巻)
およそ250万年前にホモ(ヒト)属が進化し、
さらに20万年前に身体能力よりも知力に特化したホモ・サピエンスが東アフリカで誕生し、
アフリカ大陸の外へと広がり、オーストラリア大陸に住み着いたのは4万5千年前、アメリカ大陸に住み着いたのは1万6千万年前。
集落を作り植物を栽培し、動物を家畜化しはじめた、いわゆる農業革命が1万2千万年前。
利益を求めて人と人が奪い合い、争い、殺し合うようになったのはここからだと考えられている。
アメリカ大陸が発見され、人類が地球は球体だと知った時期、科学革命が500年前。
イギリスからはじまった産業革命が200年前。
果たしてヒトは幸福になったのだろうか。
我々、ホモ・サピエンスの歴史を「人類」という目線で追って解説している本。
②哲学と宗教全史
アフリカの大自然のちっぽけな、野生生物と同様の暮らしをしていた人類は、
仲間を作り、集落を作り、王朝を作り、国家を作り、時に対立し奪い合い、より大きなコミュニティへと進化し、地球上に文明社会を築いていった。
しかしなぜ人と人は結束し合えるのか。その共通認識とは?
同じ血縁だからか、同じ言葉を話すからか、同じ肌の色をしているか、同じ考えを持っているからか、同じ宗教を信じているからか。
現代となっては地球の反対側にいる人とでさえ意思疎通をとることができる。
人類は「地球」という単位のコミュニティへと進化しようとしているのか。
③僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない
現代の我々の共通認識「科学」
我々はどこから来てどこへ行くのか。
宇宙の始まりは?世界の創造主は?
うん。ごめん、ぜんっぜんわかんないけど、
140億年前のビッグバンの時に生じたほんのちょっとの誤差、
誤差によって物質化された星のカケラの一部が我々なんだ!
なんていうことを、量子力学と相対性理論をすっっっっごくかみ砕いた上で教えてくれます。
・・・とまぁ、このように読んでいくと、
人類なんて言うのはちっぽけなものなんだな。
なんて言う達観した気持ちになりますね!
でも、ま。
ほんのちょっと、できることをがんばる。
それくらいのことしかできないし、そこに焦点をあてていけばいいのです。
他にもたくさんオススメはありますが、ありすぎるのでこの辺で!
本好きな方はオススメあったら教えてくださいね!
釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
って、昔のえらいひとがいってました。
かわはらだ